途上国支援×エンジニア。

途上国、とエンジニアに関すること。

インドのロックダウン69日目、新しいガイドライン(ロックダウン5.0)

インドのロックダウンは69日目

 

現在の感染例182,1431人(死亡例5,164人)です。

先週と変わらず、増加が止まる傾向にないです。

 

そんな中、一昨日新しいガイドラインが発表されました。

 

大きい内容としては、

●6/8からショッピングモール、レストラン、ホテルの解禁。

●学校、大学、教育機関は7月から開始。

●PM9時からAM5時まで外出禁止

(以前はPM7時からAM7時まで外出禁止)

 

※ただ封鎖地域ではロックダウンは継続。

※州毎のガイドラインは別途制定される

 

indianexpress.com

 

www.nikkei.com

 

となっています。まだ国のガイドラインのみで、

州毎のガイドラインが出てないので、具体的な動きはっきりしませんが、

感染の少ない地域で徐々に経済活動を増やしていく狙いです。

 

グルガオンのローカルマーケットも少しずつやってる店増えてます。

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ちょっとずつ経済活動ができるようになってます。

 

 

ギャラリア(グルガオンにあるショッピング街)

に久しぶりに行きましたが、お店が50%くらいやってました!

(入り口で消毒と検温を徹底してます。人はまだ少ないですが)

 

 

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ギャラリア。まだまだ人は少ないです。

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50%くらいの開店率

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スタバもやってます。テイクアウトのみですが。

 

こうやって経済活動を少しずつ戻していくのだと思います。

 

ただ、感染者の多い、

デリ-、ムンバイ、チャンナイといった大きな都市の活動は

封鎖地区となり、まだ変わらないと思います。

 

 

ちなみに先週、飛行機(国内線)は解禁されましたが、

移動後14日間の自主隔離が必要なこと判明。

今まで自分の家や、家族の元へ戻れなかった人向けで、

単純な移動にはまだまだ使えないです。。

 

www.thehindu.com

 

 

そして、自分の住んでるグルガオンも急にここ3日で感染者が増加してきました。。

(倍増。。!!)

先ほどのギャラリアとかやってましたが、、

グルガオンは封鎖地区になり、また閉店となるかもしれません。

 

ちょっとまだまだ油断ならない状況は続きます。

(封鎖地域にならなくても気を付けたいと思いますが、)

 

timesofindia.indiatimes.com

 

国際線の運航は8月頃になるのでは言われてます。

そうなっても、この感染状況では

日本⇒デリー(orデリー⇒日本)移動後に

14日間の自主隔離は必要になるだろうと思います。

なので、一時帰国もできない状況が続きそうです。

となると、

国同士を移動できない日々が当分続くのだろうと思います。

 

海外旅行好きの自分としては、、残念です。

 

ロックダウン5.0はこれから。

緩和されてる部分もありますが。

まだまだ続きます。もう一緒にやってくしかない。

ホントwithコロナだと思います。

 

ではではー。

 

インドのロックダウン61日目!!

インドはロックダウン、、61日目に突入しています。

(もう61日たったのには、びっくりです) 

 

デリー、グルガオンは暑くなってきました。

今週は40℃に達するようになってきて、夏が来ました!!

(おかげ先週まで悩まされていた蚊がいなくなりました!!)

 

コロナの現在の感染者数は131,868人

(いつの間にか世界11位。。)

1日5000人以上のペースで増えてます。

日本が現在1万6千人程度で、頭打ちになったのと比べて

インドの増加傾向は緩やかになることなく、増え続けています。

 

www.mygov.in

 

感染者数が多いのは

ムンバイのあるMaharashtra州

デリー準州

チェンナイのあるTamil Nadu州

Rajastan州

Madhya Prades州

この地域だけで全体の7-8割を占めてます。

 

現在はロックダウン4.0。5月18日から5月31日までです。

ガイドラインは、前回の3.0とほとんど変わりがありません。

ただ、州間でのバス、乗用車の移動が可能になりました。

 

https://static.mygov.in/rest/s3fs-public/mygov_158972288555063671.pdf

 

ロックダウン3.0から引き続き、

感染者の多い、増加傾向にあるRED ZONE, Containtment Zoneは厳しい封鎖が

続いていますが、

それ以外の地域では、徐々に緩和が進んでいます。

 

ウチの職場も限定的に活動を再開しています。

(ちゃんと政府ガイドラインを守って、ソーシャルディスタンスを保っています)

自分も毎日ではないですが、州政府の許可を経て、職場に行っています。
(外出できるのは朝7時~夜7時のみですが)
タクシー、リキシャーは見かけるようになりました。
アルコールも解禁されました。
開店しているキオスクの数も増えてきました。

 

そして、国内線の運航も開始しました!(これは25日の予定です)。

 

www.ndtv.com

 

 一方、レストラン、ショッピングモールは閉まったままです。

メトロも動いていません。

スーパーマーケットも17時には閉まります。

 自分も基本仕事以外では外出してないです。

デリー⇔ハリヤナ間の移動は基本出来ません。

 

とロックダウンは基本続いてます。

 

あと、Containment zoneは特定の地域で感染者が増えると政府が設定します。

なので、自分の職場の近くでもContainment Zoneが急に設定され、

設定された翌日から、

その地域へ人々は入れない、出れない。という状態になりました。

なので、ロックダウンは緩和する傾向にあっても、

感染者が再度増加すれば、封鎖する。という緊張状態は続いています。 

 

 

スラムのマーケットの方もロックダウン3.0の時は変わりがなかったですが、、

4.0からは、店が少しずつ再開できるようになってきました。

 

ちょっとずつ緩和されるようにはなってきましたが、まだまだ感染者多いです。

5/31以降もロックダウンは継続だと思います。

自分も引き続き、気を付けて生活していきます。

 

ではでは!

 

【アフリカの国紹介】ザンビア。大迫力のヴィクトリアフォールズと最高のザンビーフ。

今回は、「ザンビア」という国を紹介したいと思います。

 

●日本との時差7時間、

●アフリカ南部の国

タンザニアの下にある、ジンバブエの上にある国。

●銅がたくさん取れることで有名です。

 

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ザンビアの位置

この国の主食は「シマ」

 

粉末状の白トウモロコシをお湯と混ぜて、団子状にしたものです。

ケニアタンザニアにある「ウガリ」と同じものです。

 

シマ単体だけを初めて食うと、「おいしくない!」と思いますが、、、

何度も食うと慣れてきます。おいしくなります。

あと、おかずといっしょに食うとウマいです。

きっとシマにあう、味付けになってるからです。

 

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シマと魚。オカズと一緒に食べるとウマいです。

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食堂のおっちゃん

 

個人的には、

タンザニアのウガリより、シマの方がウマかったです。

なんモッチリしていて。

 

あとウガリはひと塊で出してくるのに対して、

シマは数枚の分けてあるものちがいました。

 

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タンザニアのウガリ。ひと塊で出されます。

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シマ。こうやって数枚に分けて出してきます。

 

あと使ってる言語は、英語とローカル語。

ザンビアには多数の民族が住んでるので、各々の民族の言語と、英語を話します。

 

看板は英語で書いてありました!すごい!

 

インドはヒンディー語タミル語などその地域の主要言語か、英語。

タンザニアは基本みんなスワヒリ語

なので、ザンビアは英語でコミュニケーション取れる人多いのにびっくりしました!

(田舎いくとそうではないと思いますが、、)

 

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英語です!

 

 

 

首都はルサカ

ここは発展しています。

ショッピングモールも何件もありました。

仕事柄、プリンタのカートリッジが何個も必要になったので、

ショッピングモールをはしごして、買いに行ってました(笑)

 KFCや、ハンバーガーショップ、ビザ屋、普通にあります。

 

 

 

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ルサカ。街中から空港へ続く主要道路。

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ショッピングモール

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有名な観光地は「ヴィクトリアフォールズ」

 

南西部の都市、リビングストンにある世界3大瀑布の1つです。

滝の迫力がものすごい。素晴らしいです。

他の2つの滝は見たことないので、比較できないですが、

見ると迫力に圧倒されます。

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迫力がすごいです!!


 

 

このビクトリアの滝は雨季、乾季で見せる光景がまったく違うようです。

乾季に行くと、流量が少ないため、滝全体が一望ができるそうです。

 

自分が行ったのは雨季。

流量が多いため、滝全体は一望できません。

というが滝のほんの少しだけしか、見ることできません。

殆どが水しぶきに覆われています。

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ものすごい水しぶきで滝のほんの一部しかみれません。

ただ、この水しぶきがスゴイ!

ものスゴイ流量のため、滝壺に落ちた水が跳ね返ってきて、

自分達がいるところまで上がってきます。

当たり一面が水しぶきの中という光景と、

下から上がってくる水によって濡れる。

という普段の生活ではまったく想像できない体験ができます。

カッパを着て、この滝周辺を歩くのですが、、、自然のパワーを感じることできます。

 

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自分達がいるところまで水しぶきが上がってきます。ものすごい迫力。

是非、一度行ってみることをお勧めします!!

自分も今度は乾季に行ってみたいと思います。

また違う一面のヴィクトリアフォールズが見れると思います。

 

あと「ルナレインボー」という、満月の日のその前後3日間だけ、

滝ととも夜の虹が見ることできます。

きっと幻想的に風景なんだろうなーと思います。

 

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泊まったホテル。敷地内のシマウマいました!

 

 あと、肉がうまい!!

ザンビーフと呼ばれる肉が有名です。

 

このホースシューというお店がうまいです。

www.tripadvisor.jp

 

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ザンビーフ!!

マリーンレストランと言い処も負けずにウマいのですが、

個人的にはこっちの方が好みです。

 

値段はかなりします(2000円とか行きます)。

ただこの味を日本で食べようと思うともっと値段かかるので、

行く価値は全然あります。

 

。。。牛肉を基本的に食べれない、インドにいる今、、より羨ましいです。

バンガロール のportlandのステーキも美味かったですが、、

自分はザンビーフの方が上だと思ってます。

 

shin33.hatenablog.com

 

あとビールもウマいです。

「Mosi」、あと「Caslte」がウマいです。

 

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モシ。

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Castle。南アのビールですが、ザンビアで作ってます。

 

 

 

 あと、モチロン、この国でもインド料理食べれます(笑)。

アフリカのどこでも、、、インド料理はあるのでは、

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ザンビアはアフリカの中でも、、

・治安がいい

・比較的、英語が通じる。

イスラム色が強くないので、日本人もなじみやすい。

 

 なので、比較的、行きやすい国だと思います。

 特にヴィクトリアフォールズとザンビーフはオススメです。

是非、行ってみて下さい。

 

ではでは!

 

 

 

5/4からのインドのロックダウンの新ガイドライン

 先週金曜日、インドのロックダウン延長が発表されました。

2週間。5月17日までです。 

 

https://www.mha.gov.in/sites/default/files/MHA Order Dt. 1.5.2020 to extend Lockdown period for 2 weeks w.e.f. 4.5.2020 with new guidelines.pdf

 

ただ、そのままロックダウン継続ではなく、

コロナの感染者の増加傾向に合わせて、

地域がRed zone、Organe Zone、 Green zone、に区分けされ、

各地域で段階的な緩和が適用されます。

 

-Red zone は過去21の間に、コロナウィルス感染者が大幅に増加した地域 

-Oranze zoneは過去21の間に、コロナウィルス感染者が少し増加した地域、

-Green zoneは過去21日、コロナウィルス感染者が見れらなかった地域

です。

 

区画によらならい、国全体の禁止項目として、

 

-学校、大学などの教育機関

-国内線、国際線、メトロ、鉄道

-ショッピングモール、ジム、映画館、

-ホテル、レストラン

-各イベント、教会、モスク、寺院での集会

があります。ここらは引き続き禁止です。

 

そして、各区域毎の違いとして

 ●Red zoneは

サイクルリキシャー、タクシー、公共交通機関、美容院、スパ

は引き続き禁止。

-4輪車(ドライバー除いて乗客は2名まで)、バイクでの移動

-個人経営の店舗。

-民間企業の事業(33%の規模)

はOKとなりました。

 

●Orange zoneは

Red zoneの項目に加えて、

4輪タクシーの使用もOK。

あとネットショッピングは必要不可欠品以外もOK。

 

Green Zoneは

国全体で禁止されているもの以外はOK。

 

あと、Organe zoneとred zoneの中の一部の区画では、

Contaiment エリアが設定されています。

ここは感染例が多く見られたエリアで、厳しいロックダウンが適用されます。

 

 

www.indiatoday.in

 

これがロックダウン延長(緩和)の大まかなガイドラインです。

 

ただ、これは国全体としてのガイドラインで、

ここから、また各州ごどの詳細なルールが決まります。

 

あとスラムは残念ながら、密集地域なため、個人店舗であろうと、

再開する可能性が低そうです。。

 

なので引き続き、スラムのマーケットは閉まったままとなりそうです。。

今後もスラム支援は継続です。。

 

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今後もスラムへ支援していきます。

 

 

詳細はまた決まるにせよ、様々な経済活動が再開します。

 

ここからがコロナ感染のリスクと本格的に戦うことになります。

今まではロックダウンで完全に守られていたので、良かったですが、、

 

ここからは感染防ぐため、より気を付けていきたいと思います!!

 

ではでは。 

  

インド、デリー、ロックダウン36日目。スラムもまだロックダウン継続です。。

インドのロックダウン1カ月超えて、、今は36日目です!!

 

まだ、どんどん増えている状況です。

4/20 感染例17,657 (死亡559例)

4//23感染例 21,701(死亡723例)

4/26 感染例 26,496 (死亡824例)

4/29 感染例 31,787 (死亡1,008例)

 

在宅生活、かなり慣れました。

ずーっと家にいたら、気が狂んじゃないかと思ったんですが、

そうでもなかったです。 

この静かな日々、意外に快適に過ごせてます。

こういうのもありだなーと少し思いました。

ただ、毎日がほぼ同じなので、

3日前、1週間前の日の記憶が、ごっちゃです。

そのおかげか、時が経つもの速く感じます(笑)

 

なので、ロックダウンも予定通りなら乗り切れそうです(5/3終了予定)。

 

しかし、大都市ではまだコロナは増加傾向です。

(ムンバイのある州では500人/日のペースでまだ増えてます。)

なので、自分のいるグルガオンやデリー、ムンバイはといった大都市は

ロックダウン継続するのでは、、と思っています。

 

ただ、チェンナイのあるタミル・ナドゥ州やケララ州、他、人口が多くない州は、

徐々に落ち着いて、感染者は徐々に減っている傾向です。

こういった州、地域は緩和が進むのでは、、と思っています。 

 

 

既に、4月20日ロックダウンの一部緩和を受けて、

一部の企業は稼働を始めています。

 

ただ稼働も100%でなく、

通勤時、工場の中、食堂でも、

ソーシャルディスタンス保って稼働させてます。

なので通常通りの人員が配置できるわけでなく。

フルが稼働で来てるわけではないです。

 

 

 

デリーのzakhiraのスラムでも、状況は変わらず、です。

4/20の一部緩和はスラムには適用されず。。

まだ、スラムのマーケットは閉まったままです。

むしろ、先週、政府の指示で感染防止のため、

スラムのマーケットが完全に閉じられました。

 

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赤枠の所。入り口なのですが、、閉じられてます。

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マーケット様子。。ガランとしてます。

 

下の2つは以前の写真です。ロックダウン前の写真です。

 

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以前の様子。人がたくさんいました。。

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以前の様子。店が開いてました。

ここのマーケットは夕方に行くと、歩くのも大変なくらい大混雑するのですが、、

全然状況が違います。普段の光景を知ってるだけにショックです。。

 

スラムの人々は早く、ロックダウンが終わるのを願ってますが、、

この感染者増加傾向では、少なくとも、5/3までは終わらないなと思ってます。。

 

こんな中、スラムの人々への食料配布は継続中。。。

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サンタン自身も感染リスクを負いながら、マスクして、食料を配布してます。

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コロナはホント、途上国の貧困層に損害を与えるな、、と思います。

ロックダウンすれば、主にその日銭稼ぎの貧困層は生活に困るし、

ロックダウンしなれば、スラムみたいな密集地域は一気に広まるし、

インド全体的に医療レベルも低い中、お金もない貧困層は、

さらにまともな医療を受けれる確率は低い。。。。

恐ろしい感染病です。。 

 

 

 

貧困層が被っている被害に関する記事は少し調べただけでもたくさん出てきます。

 

●ロックダウンの影響で貧困層の12歳の女の子がなくなったそうです。

 ロックダウンで失職⇒帰郷試みる⇒公共交通機関停止

 ⇒徒歩で帰郷試みる⇒力尽きる。。。

 

www.jiji.com

 

●ムンバイのスラムDharaviでは既に感染者が214人、死者13人でています。

 ここは今後も増え続けると思います。。

 

www.businesstoday.in

 

バンコクでもスラムの人々の仕事がなくなっています。

 

www.tokyo-np.co.jp

 

●アフリカもロックダウンによる飢餓か感染かジレンマに悩んでます。

 

www.tokyo-np.co.jp

 

 

 

 

 

ふと、

2018年の1月からザンビアルサカで流行ったコレラを思い出しました。

 

www.forth.go.jp

 

当時、自分は2017年11月後半から12月中旬までザンビアにいて、

日本へ帰国しました。

自分がいた頃はそこまでではなかったですが、

2018年1月から急にコレラが蔓延していきました。

 

今回のコロナ程の拡散力や死者数はないですが、

頻繁に感染状況の情報が発信されて、

日々、ヒヤヒヤしながら、情報を見ていました。

 

その後、2018年4月に渡航した時は、

食堂の前に手洗い用の水が置いてあったり、

政府がきれいな水を配水する方針を色々進めだしたりと、、

感染病が社会に与える影響を感じました。

 

それで1月~2月の頃、やはり首都ルサカでは、

マーケット、レストラン、バーが封鎖されてました。

今思えば、規模は小さいけど、今回のコロナと同じでした。

 

www.forth.go.jp

 

zam-maru.jugem.jp

 

 発展途上国は衛生状況が良くなく、医療レベルが低い。

病気が発生したときのリスクがより高い。

一気に広まるし、それを止める力も弱い。

 

なので、すぐ封鎖に踏み切る、、。

それで困る日銭で生きている人。。

 今回と同じだなと思いました。。

結局、感染病で一番被害を受けるのは貧しい人たち、、

いつも同じなのだと思います。

 

貧しい人たちが豊かになっていくしかない、稼ぐ力つけるしかない。。と

それにはスラムの人々の教育も重要だなと思いました。

 

 

早くコロナが収束して、またスラムの人々の日常が戻ること、、願うばかりです。

 

 

ただ、

インドが早期からロックダウンへ踏み切った決断が、間違えだったとは思いません。

もししてなかったら、もっとひどい状況になってた思います。

1カ月前、一気にロックダウンへ踏み切った動きは素晴らしいと思います。 

 

business.nikkei.com

 

それに、ただロックダウンにやられるだけでなく、

ロックダウンに対応していく人達もインドにはたくさんいます。

 

デリバリサービスできるところも増えていってます。

野菜も、水も、調味料、ジュースもデリバリーで買えます。

お弁当も、デリバリーできます。

What'app で連絡して、カードで支払う。もしくは、アプリで全部できる。

家から出ません。メッセージ1本です。

現金使う必要ないです。ものすごく便利です。

多分日本でもここまで便利なとこ、あまりないと、思います。 

 

この強さ、弱さの両方がある国、インドです。

ロックダウン⇒失職で苦しむ人もものすごくいる。

一方、

このロックダウンでしたたかに新しいことを始める人達もたくさんいる。

 

なんでもある国インドです。

是非、コロナが終われば、インドを体験しに来てください!

 

ではでは!

ネパールのポカラ旅行オススメです。インドにいる間に、是非どうぞ。

ロックダウン中に思うこと、、、

ロックダウン終わったら何しよう、何処行こう、、です。

 

そこで、ネパール、ポカラ、最高です。

 

自分は大好きな街です。

2017年は4カ月程度、ポカラで働いていました。

めちゃくちゃ過ごしやすかったので、

去年のダシャーラ休み(2019年10月)でも弾丸で行ってきました(笑)

 

ネパールはインドの上にある国。中国と挟まれた国です。

インド系の顔の人と中国系の顔の人たちが混ざっています。

性格もインドと比較して、日本人よりなので、とてもほっとできます。

 

ポカラは観光地として有名です。

ヒマラヤ山脈へのトレッキングの起点地となっています。

欧米の人達いっぱいいます。

ヒマラヤ山脈が見えて、めちゃくちゃ気持ちいいです。

自分は毎朝、ヒマラヤを眺めてました。

気分が良かったです!

 

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ヒマラヤ山脈が見れます。

 

湖があってそこからの眺めも無茶苦茶良かったです。

(湖自体はそんなキレイではないですが、、)

 

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湖自体はキレイではないですが、眺める景色は最高です。

あと、食事も最高です!

モチロン、ネパール料理のモモも美味しいですが、

ポカラは観光地なので、イタリアン、韓国料理、日本料理、中華なんでもあります。

しかも、どれも美味しかったです。

 

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韓国料理食べれます。

 

www.tripadvisor.jp

 

 

イタリア料理だとここ。。

 

www.tripadvisor.jp

 

 

アクティビティもいっぱいあって、

ヒマラヤへのトレッキングはもちろん、

ラフティング、パラグライダーなども楽しめます。

 

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パラグライダーもできます

 

観光スポット、いっぱいあります。

ポカラの街、ヒマラヤ山脈周囲が一望できる展望台?サランコット。

朝日が見れます。

 

www.tripadvisor.jp

 

同じようにポカラの街が一望できる、日本寺、ピースパコダ。

 

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 洞窟もあります。

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何よりも街の雰囲気良いです。

山の景色が良くて、

カフェも湖沿いにいっぱいあって、ぼーっとしてても気持ちがいい。

  

 

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湖沿いの通り

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KFCもあります。

 

もちろん、この湖沿いの通りを過ぎると、

観光客向けの店もなくなり、外人もいなくなり、

一気にローカルの雰囲気になります。

こっちにはローカルマーケットが広がっていたり、

ヒンドゥー教のお寺とかあって、面白いです。

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ローカル

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適度に栄えてて、のどか。

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ダシャーラの時はみんなブランコ作って遊びます。

ネパールの人はみんな優しいです。

 

実は、インドへ帰る当日の早朝(6時半頃)、

レンタルサイクルのお店の人に

パンカード(インドで納税者であること証明するカード))

を渡したままだったことに気づきました。

 

そして、返してもらうため、

早朝にその店に押し掛けたのですが、店は閉まっててました。。

 

そして困っていたら、向かいのホテルの従業員が助けてくれました。

わざわざ店の人を呼んでくれて、パンカードを返してもらえました。

関係ない向いの人が助けてくれました。 

 

ネパールの人の最高です(T_T)

 

 

あと、インドが近いこともあり、インドのものがいっぱりあります。

走ってくる車の多くはインドから 。

マヒンドラとか、マルチの車いっぱい走ってます。

 

 あとお菓子もインドから来てます。

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見たことあるお菓子が、、

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 1つ残念なのは、

 デリーからポカラで直で行くことはできないです(空路では)。

なのでデリー⇒カトマンズ⇒ポカラの移動になります。

 

カトマンズ⇔ポカラ間移動ですが、

飛行機、バスがあります。

飛行機だと1時間弱。(ただし、国内線は2時間とか遅れます)

車だと8から12時間。

 

両方ともちょっと大変ですが、、 

どっちも行くまでの景色が素晴らしいので、一度は使って見た方が良いです!

 

今回自分は空路使いました。

だた、ネパール⇔ポカラ移動の航空券はインドの旅行会社から取れなかったので、

ネパールの旅行会社に頼みました。

 

earthnepal.com

 

日本語対応可能でした。

ネパールの旅行会社(特にカトマンズ)は日本語しゃべれる人が多いです。

 

航空券はカトマンズの空港で渡してもらいました。

 

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飛行機の場合、雲海の中からヒマラヤ山脈が見れます!

こうやって、空路でカトマンズ⇔ポカラの移動中にヒマラヤ山脈見ることできます。 

 

仮に陸路で移動しても、素晴らしい景色が続きます。

日程に余裕あるときは陸路もオススメです。

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陸路でも途中の景色、素晴らしいです。

 

 

日程に余裕があるなら、モチロン、カトマンズもオススメです。

カトマンズの方が、お寺のような文化遺産はいっぱいあります。

 

ただ、カトマンズも良いところだと思いますが、個人的にはポカラ最高です。

また行きたいなー。。と思います!!

みなさんもぜひぜひ行ってみて下さい!!

 

 ではでは。

 

 

 

インド、デリー、ロックダウン26日目。ロックダウン延長とスラムの人々の状況

インド。ロックダウンは26日目です。

 

今の感染者数の推移は、、

 

4/13 感染9,152例(死亡308例)

4/14 感染10,363例(死亡339例)

4/15 感染11,493例(死亡377例)

4/18 感染14,792例  (死亡488例)

 といった状況でまだペース落とさず増加傾向です。 。

 

当初、インドでは4/14でロックダウン終了予定でした。

が、、まだ続いてます。

延長しました。

 

みんな延長は予測はしてましたが、、 

 4/13に明日(当初の4/14ロックダウン最終日)の10:00にモディ首相の演説が設定。

 となり、

ロックダウン延長か、、どんな話をするのか、、と思いました。 

 

そして、4/14にモディ首相の演説。

 内容は、ものすごく、簡単に言うと、、

●5/3までロックダウン延長

●4/20から、今後増加する可能性が低い地域で、一部ロックダウンを緩和

(このガイドラインは4/15に発表される)

と言ったものでした。

 

 

www.livemint.com

 

感染者数がピークを迎えてない段階でロックダウン解除がありえないと

思ってたので、まー予想はしてました。

 

ただ、経済を回すため、

ある程度の事業再開が予想されていたので、

結局4/20(or5/3)までは変わらずという声明には、少し驚きました。

  

で、翌日、4/20からのガイドラインが下記の通り、制定されました。

 

timesofindia.indiatimes.com

 

ただ、このガイドラインを元に、

どこまでの事業が再開できるかは、、また手探り状態です。

 

 

スラム関連では、

 モディ首相の演説の中で、、

 

www.indiatoday.in

 

"Keeping in mind the livelihoods of our poor brothers and sisters, provision of limited relaxations in identified places from 20th April has been made. Daily wagers and those who depend on daily earning are my family,” 

 

とあったので、貧困層の人のロックダウンを緩和する、

もしくは生活を援助する方策が取られるのか、、と少し期待しましたが、

現状は変わらず。。

20日から一部解除も貧困層に対しては特別にはなさそうです。

 

上にあげたガイドラインでも貧困層に対する緩和は特になかった思います。

リキシャー等も禁止のままです。

 

ロックダウンの取り締まりはより厳しくなっていて、

Zakhiraのスラムの人々もまだ仕事を再開できずにいる状況です。

スラムの人々は早くロックダウンが解除されることを願ってます。

 

 

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zakhiraのスラム

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リキシャーもまだ仕事始められません。


インドはリキシャー運転手、路上販売などインフォーマルセクターの人が

労働人口の90%を占めているそうです。

 

自分もこんなに比率の高いことにびっくりしました。

多くの製造業があって、日系企業もたくさん進出しており、

近年発展遂げているので、もっとこの比率が低いの かと思っていました。

 

 

slofia.com

 

この、インフォーマルセクターの人たちが一番被害を受けてます。

仕事がないとすぐにお金に困る人達なので、、、

それが90%のいると被害は甚大だと思います。

 

economictimes.indiatimes.com

 

スラムの人もこういったインフォーマルセクターで働いている人達ばかりです。

 

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分かりずらい写真ですが、、アイロンの底の部分作ってます。

この写真の人たちはスラムの居住区のすぐ隣にあるちいさな工場で3,4人で

アイロンの底の鉄の板を磨く仕事をしていました。

下請けの下請けの下請けとかだと思うので、

お店が閉まれば、すぐ仕事がなくなります。

 

こういう人たちが今、一番被害を受けている状況です。。

 

本当にコロナウィルスが収束し、ロックダウン延長が早く終わること願います!