デリーのスラムとインドと国際協力と、エンジニアのブログ

メーカー機械系エンジニア⇒青年海外協力隊(タンザニア)⇒開発コンサル⇒インド現地採用エンジニア兼NPOボランティアのキロク

インド、デリー、ロックダウン36日目。スラムもまだロックダウン継続です。。

インドのロックダウン1カ月超えて、、今は36日目です!!

 

まだ、どんどん増えている状況です。

4/20 感染例17,657 (死亡559例)

4//23感染例 21,701(死亡723例)

4/26 感染例 26,496 (死亡824例)

4/29 感染例 31,787 (死亡1,008例)

 

在宅生活、かなり慣れました。

ずーっと家にいたら、気が狂んじゃないかと思ったんですが、

そうでもなかったです。 

この静かな日々、意外に快適に過ごせてます。

こういうのもありだなーと少し思いました。

ただ、毎日がほぼ同じなので、

3日前、1週間前の日の記憶が、ごっちゃです。

そのおかげか、時が経つもの速く感じます(笑)

 

なので、ロックダウンも予定通りなら乗り切れそうです(5/3終了予定)。

 

しかし、大都市ではまだコロナは増加傾向です。

(ムンバイのある州では500人/日のペースでまだ増えてます。)

なので、自分のいるグルガオンやデリー、ムンバイはといった大都市は

ロックダウン継続するのでは、、と思っています。

 

ただ、チェンナイのあるタミル・ナドゥ州やケララ州、他、人口が多くない州は、

徐々に落ち着いて、感染者は徐々に減っている傾向です。

こういった州、地域は緩和が進むのでは、、と思っています。 

 

 

既に、4月20日ロックダウンの一部緩和を受けて、

一部の企業は稼働を始めています。

 

ただ稼働も100%でなく、

通勤時、工場の中、食堂でも、

ソーシャルディスタンス保って稼働させてます。

なので通常通りの人員が配置できるわけでなく。

フルが稼働で来てるわけではないです。

 

 

 

デリーのzakhiraのスラムでも、状況は変わらず、です。

4/20の一部緩和はスラムには適用されず。。

まだ、スラムのマーケットは閉まったままです。

むしろ、先週、政府の指示で感染防止のため、

スラムのマーケットが完全に閉じられました。

 

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赤枠の所。入り口なのですが、、閉じられてます。

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マーケット様子。。ガランとしてます。

 

下の2つは以前の写真です。ロックダウン前の写真です。

 

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以前の様子。人がたくさんいました。。

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以前の様子。店が開いてました。

ここのマーケットは夕方に行くと、歩くのも大変なくらい大混雑するのですが、、

全然状況が違います。普段の光景を知ってるだけにショックです。。

 

スラムの人々は早く、ロックダウンが終わるのを願ってますが、、

この感染者増加傾向では、少なくとも、5/3までは終わらないなと思ってます。。

 

こんな中、スラムの人々への食料配布は継続中。。。

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サンタン自身も感染リスクを負いながら、マスクして、食料を配布してます。

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コロナはホント、途上国の貧困層に損害を与えるな、、と思います。

ロックダウンすれば、主にその日銭稼ぎの貧困層は生活に困るし、

ロックダウンしなれば、スラムみたいな密集地域は一気に広まるし、

インド全体的に医療レベルも低い中、お金もない貧困層は、

さらにまともな医療を受けれる確率は低い。。。。

恐ろしい感染病です。。 

 

 

 

貧困層が被っている被害に関する記事は少し調べただけでもたくさん出てきます。

 

●ロックダウンの影響で貧困層の12歳の女の子がなくなったそうです。

 ロックダウンで失職⇒帰郷試みる⇒公共交通機関停止

 ⇒徒歩で帰郷試みる⇒力尽きる。。。

 

www.jiji.com

 

●ムンバイのスラムDharaviでは既に感染者が214人、死者13人でています。

 ここは今後も増え続けると思います。。

 

www.businesstoday.in

 

バンコクでもスラムの人々の仕事がなくなっています。

 

www.tokyo-np.co.jp

 

●アフリカもロックダウンによる飢餓か感染かジレンマに悩んでます。

 

www.tokyo-np.co.jp

 

 

 

 

 

ふと、

2018年の1月からザンビアルサカで流行ったコレラを思い出しました。

 

www.forth.go.jp

 

当時、自分は2017年11月後半から12月中旬までザンビアにいて、

日本へ帰国しました。

自分がいた頃はそこまでではなかったですが、

2018年1月から急にコレラが蔓延していきました。

 

今回のコロナ程の拡散力や死者数はないですが、

頻繁に感染状況の情報が発信されて、

日々、ヒヤヒヤしながら、情報を見ていました。

 

その後、2018年4月に渡航した時は、

食堂の前に手洗い用の水が置いてあったり、

政府がきれいな水を配水する方針を色々進めだしたりと、、

感染病が社会に与える影響を感じました。

 

それで1月~2月の頃、やはり首都ルサカでは、

マーケット、レストラン、バーが封鎖されてました。

今思えば、規模は小さいけど、今回のコロナと同じでした。

 

www.forth.go.jp

 

zam-maru.jugem.jp

 

 発展途上国は衛生状況が良くなく、医療レベルが低い。

病気が発生したときのリスクがより高い。

一気に広まるし、それを止める力も弱い。

 

なので、すぐ封鎖に踏み切る、、。

それで困る日銭で生きている人。。

 今回と同じだなと思いました。。

結局、感染病で一番被害を受けるのは貧しい人たち、、

いつも同じなのだと思います。

 

貧しい人たちが豊かになっていくしかない、稼ぐ力つけるしかない。。と

それにはスラムの人々の教育も重要だなと思いました。

 

 

早くコロナが収束して、またスラムの人々の日常が戻ること、、願うばかりです。

 

 

ただ、

インドが早期からロックダウンへ踏み切った決断が、間違えだったとは思いません。

もししてなかったら、もっとひどい状況になってた思います。

1カ月前、一気にロックダウンへ踏み切った動きは素晴らしいと思います。 

 

business.nikkei.com

 

それに、ただロックダウンにやられるだけでなく、

ロックダウンに対応していく人達もインドにはたくさんいます。

 

デリバリサービスできるところも増えていってます。

野菜も、水も、調味料、ジュースもデリバリーで買えます。

お弁当も、デリバリーできます。

What'app で連絡して、カードで支払う。もしくは、アプリで全部できる。

家から出ません。メッセージ1本です。

現金使う必要ないです。ものすごく便利です。

多分日本でもここまで便利なとこ、あまりないと、思います。 

 

この強さ、弱さの両方がある国、インドです。

ロックダウン⇒失職で苦しむ人もものすごくいる。

一方、

このロックダウンでしたたかに新しいことを始める人達もたくさんいる。

 

なんでもある国インドです。

是非、コロナが終われば、インドを体験しに来てください!

 

ではでは!