途上国支援×エンジニア。

途上国、とエンジニアに関すること。

インドの映画(社会課題系)

ひさしぶりに映画見ました。
とても良い映画でした。
やっぱり映画って良いな、と思い、最近ちょくちょく見てます。

見たのは、
「price of free」という
インドで児童労働と闘ってる活動家に関する映画です。
(活動家の名前はカイラシュ・サティアルティで、
 ノーベル賞も受賞してる有名な人ですが、知らなかった。。。)


児童労働問題の悲惨さ、根深さがわかる良い映画でした。

他にも、極端に安い製品(インドの国製品の安さ)には疑いを持つことも必要だと気付かせてくれます。


貧困による負のスパイラルができてしまってる現状や、
この負のスパイラルから抜け出すにはやはりまず教育か大事ということをすごく感じました。。

youtubeでフルで見れるので、一度見てみて下さい。

youtu.be



続いて、他にもインドの社会課題系の映画見ましたので、
少し紹介です。

●未来を写した子供達

filmarks.com


コルカタの売春街に住む子供達が壮絶な環境で生活しつつ
写真を通して、楽しさや将来へ希望を持っていきます。
そして、売春街から脱出するため、教育の機会を得ようとする話です。


やはり、教育は大事だと。
そして1人1人の生活、意識、人生を
変えることは大変なことだと感じる映画でした。


あと、売春街に住む子供達が通常の学校へ行くことへハードルの高さを
みると、スラムの子供達も同じようにいくつもの障壁があるのだなと
改めて感じました。。。


●街角の盗電師

 

asiandocs.co.jp



インドのウッタルプラデシュ州のカーンプル市における電力供給に関する映画です。
カーンプル市は、電力がまともに来ない地域で、
いつ、どの程度停電するかもわからない状況です。

その中で盗電しながら生活する人々と
カーンプル電力会社による料金徴収の改善に関する取り組み
についての映画でした。

電力会社はちゃんと料金徴収できないと、まともに電力供給ができない。
電力供給インフラを維持、改善していくことできない。。

一方、住民は電力徴収されたら、生活が苦しくなる。
というお互い苦しい状況でのやりとり、です。

と、同時に
電力会社自体で汚職が横行しており、まともに電気代回収してない。
さらに、電力会社自体が盗電を斡旋してたりしてる。
と、電力会社自身の不手際で、
まともにインフラを維持管理できる体制を整えてない為に電力供給できてない。
という側面もあります。

なので、住民側は
そもそもまともに電力供給できてないのに、料金徴収はおかしい。
と主張し、料金徴収を拒否します。

あと、住民側も生活に余裕があっても盗電してたりしてます。
が、そこは隠します。

と、、インドで、、発展途上国で、、インフラ整ってない国で、
起きてる問題を取り扱った映画です。
発展途上国での問題解決の妨げになってる現状がわかります。

なんか協力時代にもちょくちょく見たような光景だなと思いました。


ニワトリが先か、卵が先がわからないですが、
盗電してる側も、電力会社も問題だらけ、
このままでは、どんどん負のスパイラルを陥ります。。
が、問題を解決するには全ての部分を変えていかなくていかない。
でも一気に変えようとすると、反対が強すぎる。
1つずつ、絡まった糸をほどくいく、途方もない課題です。。。

 

あと、
このようにものすごく絡み合った電線は発展途上国ではよく見ます。
無計画な配線とばかり思ってましたが、、、盗電によるものあるのか、、と思いました。


●スラムドックミリオネア

eiga.com


これは有名な映画です。単純に見ても、面白い。
スラムの人々の状況もわかるので良い映画です。


と、、久しぶりに映画見て感動しました。
映画って良いです(笑)。また映画を見ようと思います。

ではでは!