途上国支援×エンジニア。

途上国、とエンジニアに関すること。

5/4からのインドのロックダウンの新ガイドライン

 先週金曜日、インドのロックダウン延長が発表されました。

2週間。5月17日までです。 

 

https://www.mha.gov.in/sites/default/files/MHA Order Dt. 1.5.2020 to extend Lockdown period for 2 weeks w.e.f. 4.5.2020 with new guidelines.pdf

 

ただ、そのままロックダウン継続ではなく、

コロナの感染者の増加傾向に合わせて、

地域がRed zone、Organe Zone、 Green zone、に区分けされ、

各地域で段階的な緩和が適用されます。

 

-Red zone は過去21の間に、コロナウィルス感染者が大幅に増加した地域 

-Oranze zoneは過去21の間に、コロナウィルス感染者が少し増加した地域、

-Green zoneは過去21日、コロナウィルス感染者が見れらなかった地域

です。

 

区画によらならい、国全体の禁止項目として、

 

-学校、大学などの教育機関

-国内線、国際線、メトロ、鉄道

-ショッピングモール、ジム、映画館、

-ホテル、レストラン

-各イベント、教会、モスク、寺院での集会

があります。ここらは引き続き禁止です。

 

そして、各区域毎の違いとして

 ●Red zoneは

サイクルリキシャー、タクシー、公共交通機関、美容院、スパ

は引き続き禁止。

-4輪車(ドライバー除いて乗客は2名まで)、バイクでの移動

-個人経営の店舗。

-民間企業の事業(33%の規模)

はOKとなりました。

 

●Orange zoneは

Red zoneの項目に加えて、

4輪タクシーの使用もOK。

あとネットショッピングは必要不可欠品以外もOK。

 

Green Zoneは

国全体で禁止されているもの以外はOK。

 

あと、Organe zoneとred zoneの中の一部の区画では、

Contaiment エリアが設定されています。

ここは感染例が多く見られたエリアで、厳しいロックダウンが適用されます。

 

 

www.indiatoday.in

 

これがロックダウン延長(緩和)の大まかなガイドラインです。

 

ただ、これは国全体としてのガイドラインで、

ここから、また各州ごどの詳細なルールが決まります。

 

あとスラムは残念ながら、密集地域なため、個人店舗であろうと、

再開する可能性が低そうです。。

 

なので引き続き、スラムのマーケットは閉まったままとなりそうです。。

今後もスラム支援は継続です。。

 

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今後もスラムへ支援していきます。

 

 

詳細はまた決まるにせよ、様々な経済活動が再開します。

 

ここからがコロナ感染のリスクと本格的に戦うことになります。

今まではロックダウンで完全に守られていたので、良かったですが、、

 

ここからは感染防ぐため、より気を付けていきたいと思います!!

 

ではでは。 

  

インド、デリー、ロックダウン36日目。スラムもまだロックダウン継続です。。

インドのロックダウン1カ月超えて、、今は36日目です!!

 

まだ、どんどん増えている状況です。

4/20 感染例17,657 (死亡559例)

4//23感染例 21,701(死亡723例)

4/26 感染例 26,496 (死亡824例)

4/29 感染例 31,787 (死亡1,008例)

 

在宅生活、かなり慣れました。

ずーっと家にいたら、気が狂んじゃないかと思ったんですが、

そうでもなかったです。 

この静かな日々、意外に快適に過ごせてます。

こういうのもありだなーと少し思いました。

ただ、毎日がほぼ同じなので、

3日前、1週間前の日の記憶が、ごっちゃです。

そのおかげか、時が経つもの速く感じます(笑)

 

なので、ロックダウンも予定通りなら乗り切れそうです(5/3終了予定)。

 

しかし、大都市ではまだコロナは増加傾向です。

(ムンバイのある州では500人/日のペースでまだ増えてます。)

なので、自分のいるグルガオンやデリー、ムンバイはといった大都市は

ロックダウン継続するのでは、、と思っています。

 

ただ、チェンナイのあるタミル・ナドゥ州やケララ州、他、人口が多くない州は、

徐々に落ち着いて、感染者は徐々に減っている傾向です。

こういった州、地域は緩和が進むのでは、、と思っています。 

 

 

既に、4月20日ロックダウンの一部緩和を受けて、

一部の企業は稼働を始めています。

 

ただ稼働も100%でなく、

通勤時、工場の中、食堂でも、

ソーシャルディスタンス保って稼働させてます。

なので通常通りの人員が配置できるわけでなく。

フルが稼働で来てるわけではないです。

 

 

 

デリーのzakhiraのスラムでも、状況は変わらず、です。

4/20の一部緩和はスラムには適用されず。。

まだ、スラムのマーケットは閉まったままです。

むしろ、先週、政府の指示で感染防止のため、

スラムのマーケットが完全に閉じられました。

 

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赤枠の所。入り口なのですが、、閉じられてます。

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マーケット様子。。ガランとしてます。

 

下の2つは以前の写真です。ロックダウン前の写真です。

 

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以前の様子。人がたくさんいました。。

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以前の様子。店が開いてました。

ここのマーケットは夕方に行くと、歩くのも大変なくらい大混雑するのですが、、

全然状況が違います。普段の光景を知ってるだけにショックです。。

 

スラムの人々は早く、ロックダウンが終わるのを願ってますが、、

この感染者増加傾向では、少なくとも、5/3までは終わらないなと思ってます。。

 

こんな中、スラムの人々への食料配布は継続中。。。

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サンタン自身も感染リスクを負いながら、マスクして、食料を配布してます。

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コロナはホント、途上国の貧困層に損害を与えるな、、と思います。

ロックダウンすれば、主にその日銭稼ぎの貧困層は生活に困るし、

ロックダウンしなれば、スラムみたいな密集地域は一気に広まるし、

インド全体的に医療レベルも低い中、お金もない貧困層は、

さらにまともな医療を受けれる確率は低い。。。。

恐ろしい感染病です。。 

 

 

 

貧困層が被っている被害に関する記事は少し調べただけでもたくさん出てきます。

 

●ロックダウンの影響で貧困層の12歳の女の子がなくなったそうです。

 ロックダウンで失職⇒帰郷試みる⇒公共交通機関停止

 ⇒徒歩で帰郷試みる⇒力尽きる。。。

 

www.jiji.com

 

●ムンバイのスラムDharaviでは既に感染者が214人、死者13人でています。

 ここは今後も増え続けると思います。。

 

www.businesstoday.in

 

バンコクでもスラムの人々の仕事がなくなっています。

 

www.tokyo-np.co.jp

 

●アフリカもロックダウンによる飢餓か感染かジレンマに悩んでます。

 

www.tokyo-np.co.jp

 

 

 

 

 

ふと、

2018年の1月からザンビアルサカで流行ったコレラを思い出しました。

 

www.forth.go.jp

 

当時、自分は2017年11月後半から12月中旬までザンビアにいて、

日本へ帰国しました。

自分がいた頃はそこまでではなかったですが、

2018年1月から急にコレラが蔓延していきました。

 

今回のコロナ程の拡散力や死者数はないですが、

頻繁に感染状況の情報が発信されて、

日々、ヒヤヒヤしながら、情報を見ていました。

 

その後、2018年4月に渡航した時は、

食堂の前に手洗い用の水が置いてあったり、

政府がきれいな水を配水する方針を色々進めだしたりと、、

感染病が社会に与える影響を感じました。

 

それで1月~2月の頃、やはり首都ルサカでは、

マーケット、レストラン、バーが封鎖されてました。

今思えば、規模は小さいけど、今回のコロナと同じでした。

 

www.forth.go.jp

 

zam-maru.jugem.jp

 

 発展途上国は衛生状況が良くなく、医療レベルが低い。

病気が発生したときのリスクがより高い。

一気に広まるし、それを止める力も弱い。

 

なので、すぐ封鎖に踏み切る、、。

それで困る日銭で生きている人。。

 今回と同じだなと思いました。。

結局、感染病で一番被害を受けるのは貧しい人たち、、

いつも同じなのだと思います。

 

貧しい人たちが豊かになっていくしかない、稼ぐ力つけるしかない。。と

それにはスラムの人々の教育も重要だなと思いました。

 

 

早くコロナが収束して、またスラムの人々の日常が戻ること、、願うばかりです。

 

 

ただ、

インドが早期からロックダウンへ踏み切った決断が、間違えだったとは思いません。

もししてなかったら、もっとひどい状況になってた思います。

1カ月前、一気にロックダウンへ踏み切った動きは素晴らしいと思います。 

 

business.nikkei.com

 

それに、ただロックダウンにやられるだけでなく、

ロックダウンに対応していく人達もインドにはたくさんいます。

 

デリバリサービスできるところも増えていってます。

野菜も、水も、調味料、ジュースもデリバリーで買えます。

お弁当も、デリバリーできます。

What'app で連絡して、カードで支払う。もしくは、アプリで全部できる。

家から出ません。メッセージ1本です。

現金使う必要ないです。ものすごく便利です。

多分日本でもここまで便利なとこ、あまりないと、思います。 

 

この強さ、弱さの両方がある国、インドです。

ロックダウン⇒失職で苦しむ人もものすごくいる。

一方、

このロックダウンでしたたかに新しいことを始める人達もたくさんいる。

 

なんでもある国インドです。

是非、コロナが終われば、インドを体験しに来てください!

 

ではでは!

ネパールのポカラ旅行オススメです。インドにいる間に、是非どうぞ。

ロックダウン中に思うこと、、、

ロックダウン終わったら何しよう、何処行こう、、です。

 

そこで、ネパール、ポカラ、最高です。

 

自分は大好きな街です。

2017年は4カ月程度、ポカラで働いていました。

めちゃくちゃ過ごしやすかったので、

去年のダシャーラ休み(2019年10月)でも弾丸で行ってきました(笑)

 

ネパールはインドの上にある国。中国と挟まれた国です。

インド系の顔の人と中国系の顔の人たちが混ざっています。

性格もインドと比較して、日本人よりなので、とてもほっとできます。

 

ポカラは観光地として有名です。

ヒマラヤ山脈へのトレッキングの起点地となっています。

欧米の人達いっぱいいます。

ヒマラヤ山脈が見えて、めちゃくちゃ気持ちいいです。

自分は毎朝、ヒマラヤを眺めてました。

気分が良かったです!

 

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ヒマラヤ山脈が見れます。

 

湖があってそこからの眺めも無茶苦茶良かったです。

(湖自体はそんなキレイではないですが、、)

 

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湖自体はキレイではないですが、眺める景色は最高です。

あと、食事も最高です!

モチロン、ネパール料理のモモも美味しいですが、

ポカラは観光地なので、イタリアン、韓国料理、日本料理、中華なんでもあります。

しかも、どれも美味しかったです。

 

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韓国料理食べれます。

 

www.tripadvisor.jp

 

 

イタリア料理だとここ。。

 

www.tripadvisor.jp

 

 

アクティビティもいっぱいあって、

ヒマラヤへのトレッキングはもちろん、

ラフティング、パラグライダーなども楽しめます。

 

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パラグライダーもできます

 

観光スポット、いっぱいあります。

ポカラの街、ヒマラヤ山脈周囲が一望できる展望台?サランコット。

朝日が見れます。

 

www.tripadvisor.jp

 

同じようにポカラの街が一望できる、日本寺、ピースパコダ。

 

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 洞窟もあります。

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何よりも街の雰囲気良いです。

山の景色が良くて、

カフェも湖沿いにいっぱいあって、ぼーっとしてても気持ちがいい。

  

 

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湖沿いの通り

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KFCもあります。

 

もちろん、この湖沿いの通りを過ぎると、

観光客向けの店もなくなり、外人もいなくなり、

一気にローカルの雰囲気になります。

こっちにはローカルマーケットが広がっていたり、

ヒンドゥー教のお寺とかあって、面白いです。

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ローカル

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適度に栄えてて、のどか。

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ダシャーラの時はみんなブランコ作って遊びます。

ネパールの人はみんな優しいです。

 

実は、インドへ帰る当日の早朝(6時半頃)、

レンタルサイクルのお店の人に

パンカード(インドで納税者であること証明するカード))

を渡したままだったことに気づきました。

 

そして、返してもらうため、

早朝にその店に押し掛けたのですが、店は閉まっててました。。

 

そして困っていたら、向かいのホテルの従業員が助けてくれました。

わざわざ店の人を呼んでくれて、パンカードを返してもらえました。

関係ない向いの人が助けてくれました。 

 

ネパールの人の最高です(T_T)

 

 

あと、インドが近いこともあり、インドのものがいっぱりあります。

走ってくる車の多くはインドから 。

マヒンドラとか、マルチの車いっぱい走ってます。

 

 あとお菓子もインドから来てます。

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見たことあるお菓子が、、

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 1つ残念なのは、

 デリーからポカラで直で行くことはできないです(空路では)。

なのでデリー⇒カトマンズ⇒ポカラの移動になります。

 

カトマンズ⇔ポカラ間移動ですが、

飛行機、バスがあります。

飛行機だと1時間弱。(ただし、国内線は2時間とか遅れます)

車だと8から12時間。

 

両方ともちょっと大変ですが、、 

どっちも行くまでの景色が素晴らしいので、一度は使って見た方が良いです!

 

今回自分は空路使いました。

だた、ネパール⇔ポカラ移動の航空券はインドの旅行会社から取れなかったので、

ネパールの旅行会社に頼みました。

 

earthnepal.com

 

日本語対応可能でした。

ネパールの旅行会社(特にカトマンズ)は日本語しゃべれる人が多いです。

 

航空券はカトマンズの空港で渡してもらいました。

 

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飛行機の場合、雲海の中からヒマラヤ山脈が見れます!

こうやって、空路でカトマンズ⇔ポカラの移動中にヒマラヤ山脈見ることできます。 

 

仮に陸路で移動しても、素晴らしい景色が続きます。

日程に余裕あるときは陸路もオススメです。

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陸路でも途中の景色、素晴らしいです。

 

 

日程に余裕があるなら、モチロン、カトマンズもオススメです。

カトマンズの方が、お寺のような文化遺産はいっぱいあります。

 

ただ、カトマンズも良いところだと思いますが、個人的にはポカラ最高です。

また行きたいなー。。と思います!!

みなさんもぜひぜひ行ってみて下さい!!

 

 ではでは。

 

 

 

インド、デリー、ロックダウン26日目。ロックダウン延長とスラムの人々の状況

インド。ロックダウンは26日目です。

 

今の感染者数の推移は、、

 

4/13 感染9,152例(死亡308例)

4/14 感染10,363例(死亡339例)

4/15 感染11,493例(死亡377例)

4/18 感染14,792例  (死亡488例)

 といった状況でまだペース落とさず増加傾向です。 。

 

当初、インドでは4/14でロックダウン終了予定でした。

が、、まだ続いてます。

延長しました。

 

みんな延長は予測はしてましたが、、 

 4/13に明日(当初の4/14ロックダウン最終日)の10:00にモディ首相の演説が設定。

 となり、

ロックダウン延長か、、どんな話をするのか、、と思いました。 

 

そして、4/14にモディ首相の演説。

 内容は、ものすごく、簡単に言うと、、

●5/3までロックダウン延長

●4/20から、今後増加する可能性が低い地域で、一部ロックダウンを緩和

(このガイドラインは4/15に発表される)

と言ったものでした。

 

 

www.livemint.com

 

感染者数がピークを迎えてない段階でロックダウン解除がありえないと

思ってたので、まー予想はしてました。

 

ただ、経済を回すため、

ある程度の事業再開が予想されていたので、

結局4/20(or5/3)までは変わらずという声明には、少し驚きました。

  

で、翌日、4/20からのガイドラインが下記の通り、制定されました。

 

timesofindia.indiatimes.com

 

ただ、このガイドラインを元に、

どこまでの事業が再開できるかは、、また手探り状態です。

 

 

スラム関連では、

 モディ首相の演説の中で、、

 

www.indiatoday.in

 

"Keeping in mind the livelihoods of our poor brothers and sisters, provision of limited relaxations in identified places from 20th April has been made. Daily wagers and those who depend on daily earning are my family,” 

 

とあったので、貧困層の人のロックダウンを緩和する、

もしくは生活を援助する方策が取られるのか、、と少し期待しましたが、

現状は変わらず。。

20日から一部解除も貧困層に対しては特別にはなさそうです。

 

上にあげたガイドラインでも貧困層に対する緩和は特になかった思います。

リキシャー等も禁止のままです。

 

ロックダウンの取り締まりはより厳しくなっていて、

Zakhiraのスラムの人々もまだ仕事を再開できずにいる状況です。

スラムの人々は早くロックダウンが解除されることを願ってます。

 

 

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zakhiraのスラム

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リキシャーもまだ仕事始められません。


インドはリキシャー運転手、路上販売などインフォーマルセクターの人が

労働人口の90%を占めているそうです。

 

自分もこんなに比率の高いことにびっくりしました。

多くの製造業があって、日系企業もたくさん進出しており、

近年発展遂げているので、もっとこの比率が低いの かと思っていました。

 

 

slofia.com

 

この、インフォーマルセクターの人たちが一番被害を受けてます。

仕事がないとすぐにお金に困る人達なので、、、

それが90%のいると被害は甚大だと思います。

 

economictimes.indiatimes.com

 

スラムの人もこういったインフォーマルセクターで働いている人達ばかりです。

 

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分かりずらい写真ですが、、アイロンの底の部分作ってます。

この写真の人たちはスラムの居住区のすぐ隣にあるちいさな工場で3,4人で

アイロンの底の鉄の板を磨く仕事をしていました。

下請けの下請けの下請けとかだと思うので、

お店が閉まれば、すぐ仕事がなくなります。

 

こういう人たちが今、一番被害を受けている状況です。。

 

本当にコロナウィルスが収束し、ロックダウン延長が早く終わること願います!

 

 

 

【アフリカの国紹介】スーダン。この国にもマルチの車は走ってました。

 

かなり前の話ですが、、 

仕事(前職時代)で日本人にとって馴染みのない国へ行くことが何度かありました。

 

せっかくなので行ったことのある国を簡単に紹介したいと思います。

(そんな多くのないので、すぐ尽きます笑)

 

まずはスーダン。ここに2017年の1月~2月あたり行ってました。

 

アフリカ、エジプトのすぐ南にある国です。

なので黒人だけでなく、アラブ系の人もいっぱいいる国です。

エジプトみたいな完全アラブの国でなく、

サブサハラでイメージする黒人ばっかの国でもなく、

ちょうど混在している国でした。

 

スーダン南スーダンは違う国です。

南スーダンは2011年にスーダンから独立してできた国です。 

 

ja.wikipedia.org

 

 

 

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スーダン。エジプトの下です。

 

首都はハルツーム

街の中にナイル川が流れています。白ナイルと青ナイルの合流地点でもあります。

ナイル川を眺めているのは気持ちよかったです。 

 

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ナイル川。。わからないと思いますが。



 

ハルツームは発展しています。

モールも何件かあって、大きなビルも建っています。

道も多く舗装されています。

 

 

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発展してます。

 

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モスク?もあります。

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メイン道路。この道沿いに政府の建物もあります。

 

もちろん、大通りから中に入れば、未舗装の道もすぐ見つかります。

 

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こういった未舗装の道ももちろんあります。

 

 

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インドにもありそうな風景

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モールもありました!

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トヨタの販売店

 

カフェがいっぱいあって、どこもおしゃれでした。

滞在中、何件も行きましたが、外れなし(笑)

 

 

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あとフルーツがムチャクチャうまかったです。

バナナ、メロン、マンゴー、オレンジ、リンゴ。。どれもウマかったです。

メロン食べすぎました。

俺の大好きなパイナップルがなかったのが、残念(笑)

 

 

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フルーツは美味しかったです。

 

ちなみに、、スーダンの人々の食事の時間は日本とはかなり違います。

朝ごはんが、、昼前(11:00頃とか)

昼ごはんが、、夕方前(16:00,17:00頃)

夜ごはんは、よくわかりません(笑)

といった具合だったので、自分は昼ご飯?は食べませんでした(笑)

 

基本的にパンがウマかったです。

 

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KFCもどき?でも旨かったです。

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パンが基本的にうまいです。

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スーダン料理??旨かったです。

 

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ある会社の食堂。。なんか日本なみに良い(笑)

難点は、スーダンではお酒が飲めないことです。

イスラム教の人が多いの国家の中でも厳しくて、完全にお酒禁止です。

そこがきつい。

良い国で、好きですが、、長期はムリです(笑)。

3カ月出張で行っていた同僚がいて、ホントかわいそうと思ってました。

 

あ、イスラム国家ですが、人はみんな良い人です。

イスラム国家だから人が悪いなんてことは全くないです。

というか自分の知り合いのイスラム教徒はみんないい人ばっかです。

テロをするのは一部の人たちだけで、他はみんないい人です。 

 

アメリカに経済制裁を加えられてた時期があったりして、

悪い国と思ってる人いるかもしれませんが、、

そんなことは全くなく、この国の人が良い人が多かったです。 

 

ちなみにスーダン渡航歴があると、

アメリカのVISA免除のプログラム受けれらないのです。。

がーん。。

www.tokutenryoko.com

 

 

 

 滞在中、インドとはちょくちょくつながりを感じました。

マルチの車が走ってたり、、

一緒に働いたスーダンのカウンターパートはTATAに半年間研修に行ってたり、

とインドとのつながりを感じました。

 

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マルチの車。アルト800がありました!!



 

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インド料理食べました。ウマかったです。

 

あと、宿の近くにはインド料理もありました。

 

アフリカにいるとインド料理が結構ありがたいです。

日本食はもちろん、中華料理すらない時があって、

その時でもインド料理のレストラン はあったりしました。

 

気分転換に食べれるのはありがたかったです。

 タンドリーチキンとバターチキン食べました(笑)

 

リキシャーも走ってました。。インド違って、、、キレイ!!

 

 

 

観光として、、ハルツーム北部にある小規模のピラミッド群が有名のようですが、、

自分は行ってません(笑)

小規模のピラミッド郡はちょっと面白うそうです。

 

ja.wikipedia.org

 

 

去年、また政情が悪化して、多くの人亡くなり、非常に悲しいです。。

でも基本的にいい人ばかり、良い国です。

 

またいつか、今度は観光で行きたいなと思います。

 

ではではー。

 

インド、ロックダウン19日目。

まだまだロックダウンは続ています。19日目です。

 

ロックダウンは4/14までの予定ですが、

感染者数は、、

4/8   感染5194例  (死亡149例)

4/9    感染5865例  (死亡169例)

4/10   感染6761例  (死亡206例)

4/11 感染7529 例 (死亡241例)

 

と、、収束の気配がないです。

さらに、、

デリー、グルガオンの一部では完全ロックダウン。

(食料品などの生活必需品の買い出しのための外出も禁止。 

 全てデリバリーで対応する。というものです。)

 

昨日、首相と各州知事が会談を行って、

ロックダウン延長で動くという記事があがってました。

デリー、コルカタといった地域が延長の方向だそうです。

(グルガオンは特に記事なし。。)

 

 

おそらくインド全体が延長だと思っています。。

むしろ、厳しく完全ロックダウンが広がるかも、、です。

 

 

スラムも苦しい状況続いてます。。

 

下の記事でムンバイのDharaviのスラム(スラムドックミリオネアのモデルのスラム)

で4人の方が亡くなったとあります。(先週の段階では1人)

感染者としては、、相当な数になっているでしょう。。

 

economictimes.indiatimes.com

 

 

youtu.be

 

Zakhiraのスラムではまだ感染者は出てないのですが、

近くに完全ロックダウンとなった場所もあるので、

みんな感染の可能性におびえています。

 

そんなかで、サンタン達による食料の配布は続いています。

(政府の支援も来ているそうですが、全員まで行き届いてないそうです。)

 

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食料配布は続いています。

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サンタン達、スラムのみんなが頑張っています。

 

ロックダウンを解けば、コロナが激増するので、ロックダウンは延長すると思います。

この延長で、さらにスラムのみんなの生活は苦しくなるでしょう。。


ふとSDGsの目標「貧困をなくそう」
のターゲットの1つを見る機会がありました。。

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1.5 2030年までに、貧困層や脆弱な立場にある人々のレジリエンスを構築し、気候変動に関連する極端な気象現象やその他の経済、社会、環境的打撃や災害に対するリスク度合いや脆弱性を軽減する。

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imacocollabo.or.jp

 

今、まさに被害を被ってます。。

レジリエンス大事だと思いました。
スラムの人も、アフリカの人も普段はみんな笑顔いっぱいで、
うちら日本人より幸せかも、このままが良いんじゃないか、、
と思う時はしょっちゅうありますが、、
やっぱり、スラムを抜け出せるという選択肢は持てるべき。

と改めて思いました。

もやもやがつのるばかりですが、、、 
早く、コロナ収束すること願いばかりです。。

 


 

 

 

インド、デリー、ロックダウン中のスラムと食料支援

ロックダウン中、残念ながら自分自身は、スラムへは行けてません。

 

  

ただネットとか見ると、スラム(というか貧しい人々全判)はロックダウンにより、

●仕事がなくなって、生活に困っている

●政府が食料を配っているが、十分でない。

という状況のようです。

 

 

下の情報が出ています。

 

 

●この記事ではデリー警察がスラムの人々、貧しい人々に

食料、医薬品を配布しはじめた。と書かれています。

 

www.business-standard.com

 

 

●この記事の下の方ではムンバイにある最大スラムDharaviで

コロナウィルス感染者が亡くなったと報道されてます。

スラムで感染者いたのなら、一気に広まるでしょう。。

 

economictimes.indiatimes.com

 

 

●Zomato がDaily wager (日雇い労働者)の支援を始めてます。

 zomato素晴らしいです!!

 

www.feedingindia.org

 

 

 

●次の記事では

ロックダウンの影響で多くの零細企業の仕事がなくなり、

貧しい人々が賃金を得れなくなっていて、食べるもの困っている。

政府がこういった人々について、食料配布を始まているが、行き届いてない。

その状況下で、

食べ物に困っている人々に食事を提供している素晴らしい方について、

記事が書かれています。

 

caravanmagazine.in

 

上の記事の中で、

「コロナウィルスはパスポートホルダーによって、持って来られて、

ration card ホルダーが被害を被っている」

と書かれていたのでが衝撃でした。。確かにと思いました。。

(Ration cardは貧しい方に配布されるカードのようです)

 

結局被害を被っているのは貧しい人たちです。

我々とか裕福な人は貯金があって、保障されてる会社に勤めてるので、

ロックダウンになっても

外出禁止で在宅勤務になるくらいで、デリバリーとかで対応できて、

餓死することはないです。

 

貧しい人は

ロックダウンになると

収入がなくなる、

⇒すぐ食べていけなくなる、、

となるので、一気に生活に直結します。

 

ただ、ロックダウンしなければ、

コロナはもっと爆発的に増加してたと思います。

特にスラムのような超密集地帯で不衛生で消毒もしづらい環境では一気に。

なので決断は良かったと思いますが、、

結局、

どっちを選んだとしても被害を被っているのは貧しい人達です。。

 

 

 そんな中、

自分たちレインボーチルドレンが支援しているZakhiraのスラムも大変な状況です。

スラムにあったマーケットが閉まっていて、みんな働けてません。

食べ物に困っています。

 

そのため、サンタンが食事をスラムの人々に提供しています。

(まだ初めて3日目ですが、、)

300-400食ほど準備して、スラムに持っていき、人々に配布してます。

 

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ご飯

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カレー

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ご飯を詰めている状況

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カレーです。

このように準備して、スラムに持っていっています。

サンタンの家で料理して、パック詰めしてます。

 そして、スラムの人々に配っています。

 

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みんなに配り中

 

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何万人といるスラムなので、モチロン十分ではありません。

でもスラムの人々のため、やれることをしています。

自分が感染するリスクがある中、スラムの人々のために、食料 配っています。

 

 

 

コロナウィルスで世界中、今、みんな大変な状況です。日本もどこも。

まず自分と家族安全第一で、それで十分だと思います。

 

そんな中、このようにコロナの影響で経済的打撃を大きく受けてる人達がいて、

その人達のために奮闘してるサンタンや記事にある人達、素晴らしいです。

 

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サンタン。ロックダウンの中、スラムへ食料支援へ行ってます。

 

 

みなさまも、このコロナが終われば是非スラムツアーに来て頂ければ幸いです。

スラムを見て来てください。それがスラムの支援になります。。。

 

 

shin33.hatenablog.com

 

www.tripadvisor.jp

 

ますは、このコロナとロックダウンを乗り切りましょう!

stay home. stay safe. have a nice day.

 

ではでは。