途上国支援×エンジニア。

途上国、とエンジニアに関すること。

1月。

あけましておめでとうございます。

デリーの12月、1月は冬です。
意外と寒い。15℃くらいです。夜は10℃切ります。
そして霧の季節。朝は視界が悪い時あります。


こんなデリー、インドですが2022年、コロナが増えてきてました。
というか、一気に増えました。


8月~12月前半の間はずーーっと落ち着いてました。
インド全体で1万人/日くらいの感染者で、
それもケララ州、大都市ムンバイのあるマハラシュトラ州だけ多くて、
他の地域の感染者は少なかったです。

●デリー50人/日以下
●ハリアナ州(グルガオン)20人/日以下
というのがずーっと続いてました。

なので、みんな普通に生活していて、
田舎の方だとマスクをしてない人もかなりいました。

が、オミクロンの影響で、、12月後半からちょっとずつ増えてきて、、、
年始この1週間で一気に増えました。
勢いはすごいです。

インド全体の感染者数は
12/26:6,987人/日
1/2:27,553人/日
1/9:159,632人/日
1週間で10万人以上増加、5倍以上増加です。
2週間前の20倍以上。
2週間前の平穏が一気に変わりました。

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デリーの新規感染者の増加はすさまじく、

12/26:249人/日
1/2:2,716人/日
1/9:20,181人/日
と、、1週間前の10倍、2週間前の100倍です。




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このため、デリーでは、、

12月27日からは夜間外出禁止(PM11時からAM5時)
1月7日からは週末外出禁止(金曜PM10から月曜AM5時)
が発令されました。


グルガオン、ムンバイ、バンガロールなどがある州も色々規制がでています。

あと、インド入国に関しても、、
1月7日に、
「1/11以降のインド入国者は1週間の自宅待機。」
という規制が出ました。

www.in.emb-japan.go.jp



正直、、、2週間前はこの状況全く予想してませんでした。
入国や週末外出禁止がでるまでになるとは、、

そして、1週間前の段階では、増加はある程度、、予測してましたが、。
こんな急増加するとは、、びっくりです。

デリー、グルガオンはまたロックダウンが始まると思います。
1ヵ月くらいかな。。

第2波の時のような重症者がいっぱいでないこと、、願います。
またしばらく辛抱の時期です。

一気に感染者が増加するこの状況みると、先の予測は難しいなと思いました。
平穏な時期には目一杯、楽しまないと、、と思いました。

ではでは。

12月

こんばんわ


やっぱインドは広いです。。

先日、面白い話を聞いたので、紹介です。


農業のことはさっばり知らないですが、有機農業という考えがあるそうです。
環境、自然に負荷を与えないような農業。

人への健康を考えての無農薬農業は知ってましたが、
環境、自然への負荷を考えて農業するのは知らなかったです。
でもたしかに大事なこと。

その有機農業で世界的に有名なインドの方、Narayan Reddyさんいう方がいるそうです。(もう亡くなったようですが)

www.thehindu.com

 

g-japan.in

 

自分にとっては、農業というだけで尊い仕事です、
さらに自然農業なんて、、未知な世界です。

さらにインドでこのような有名な農業の推進者がいること、驚きです。



あと他にも、、、「草の根の発明家」の支援してる人もすごいです。

インドには「ジュガード」って考え方あり、インドの人からよく聞きます。
その場所、その時にあるものから、発明(アイデア)を生み出す考え方です。

アフリカの人々もですが、発展途上国の人達はジュガードが得意だと思います。
というかジュガードしかないので、みんなジュガードすることが自然です。
(アフリカではジュカードって呼ばれてませんでしたが)

この人はまさにジュガードの発明家達を支援してます。

grassrootsinnovations.org

 

www.ted.com

 

あと、ジャイプール義足の製造所。
インドは確かに足が無い人が多いですが、(特にもの乞い多いです。)
このように大規模に義足作ってるとこがあるのにびっくりしました。


logmi.jp

 

www.jaipurfoot.org



自分はこの「貧困救うテクノロジー」を読んだときに遠藤さんという方を知って、
この人がJaipur footのことを紹介してて知りました。

www.amazon.co.jp



ちなみに、、似た名前の本で、「テクノロジーは貧困を救わない」なんて本もあります。
どっちも面白いです。

www.amazon.co.jp


と、、面白い話を聞いて、、
インドはやっぱり広い!
いろんな人々がいて、いろんな活動をしてる。
広い国だと思いました。

ではでは!!

アーメダバードとパタンの階段井戸。

こんにちは。

グジャラートではブージ、カチ以外も幾つかの他の観光地も見て回りました。

アーメダバードから北へ数十Km行ったパタンと言う街で
階段井戸を見ました。

階段井戸はデリーや他の地域にもいっぱいあるのですが、
ここパタンの階段井戸はデリー数段でかく、迫力ありました。

shin33.hatenablog.com

 

ラニ・キ・ヴァヴと言うらしいです。女王の階段井戸!
その名前通り、壮大な階段井戸でした。

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井戸の部分もでかい!!

井戸の部分(水を貯めてある部分)もあって、ここもでかい!!

そのあと、アーメダバードでも階段井戸見ました。
アダラジ・キ゚・バブという所です。
ここは、、あまり期待してなかった、特に特徴のない階段井戸、かと思ってました。
が、予想に反して無茶苦茶良かったです。

 

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洞窟みたいな雰囲気とキレイ並んでいる柱、
そして井戸が良かった。井戸の底から上を見れるので、面白いです。

他にも、、ジャイナ教の寺院も行きました。
ここは中は、写真禁止。
グジャラート州ジャイナ教多い気が。。。

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あとはヒンドゥー教の寺院
Swaminarayan Temple Bhujに行きました。
ディワリの為か、装飾をしてる所でした。

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階段井戸は、デリーとは全く違って面白かったです。
場所によって、いろいろな形式があるんだなと思いました。
階段井戸ってインドでしかみない?気がしますが、面白いと思いました。
インドの人にも人気でたくさんの観光客いました。


ではでは。

 

塩の街。ブージ2。食事と手工芸

こんばんわ

塩の街。ブージ旅行記その2。

ブージ、というかグジャラート州の食事は基本ベジでした。
(ノンベジのレストランもありはしますが、)

なので、宿の食事は基本はベジ。
しかもそのうちの1つの宿は
ベジの中でも、「ジャイナ教の方の食事」と「普通のベジ」。
で分かれてました。

ジャイナ教の方の食事はベジの中でもさらに食べられるものが限定されていて、
根菜(じゃがいも、たまねぎ、にんにくなど)を食べないそうです。

なので、ホテルで
「Veg」か「ジャイナ教の食事(Jain food)」で分かれていて、
とっても面白かったです。

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VEGばっかです。




www.businessinsider.jp



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ここはチャイ。


ペジのみだと、何か物足りたくなるかなーと少し思いましたが、
そんなことまったくなく、ベジの料理でも美味しくて、
全然苦にならなかったです。

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これはVegシズラー

このVegシズラーも美味しかったです。



そして、ここグジャラート州のブージ、カチでは手工芸も盛んとのこと、
カチ、ブージの手工芸を見て回りました。

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服を作ってました。

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手工芸者のいる村




こういうちょっとキラキラしてるのが、伝統服だそうです。

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こういう感じでキラキラな衣装を着た人達が自分たちの伝統手工芸品販売してました。
作るのに、1週間かかるようですが、1個3000ルピー。。
日本人的感覚では安いです。


あと、ローガンアートというのもの見ました。



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ローガンアート

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職人さんの家




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こっちはローガンというペイントアートです。

この人は経験が7年程、この人のお兄さんは13年の経験があるそうです。
そして、1個作るのに、1週間程度かかるとのこと。
すごい労力とすごい経験を要する技術だと思いました。
自分でもペイントをトライしてみましたが、、難しい(笑)



生命の樹はひきつけるものあって、、、1個買いました。


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ローガンアート見ていて面白かったです。

さっきの伝統服、ローガンアートとともに工房は見に行く価値ありです。

ではでは!!!


 

歯医者の4

こんばんわ。


一年前、歯が欠けたことありました。。
その時は、ここインドで歯のカバー作って、付けました。

shin33.hatenablog.com



そして、今度は銀歯が外れました。
なので、付け直すことにしました。
以前の歯医者に行って、新しい銀歯?を作ってもらいに行こうとしました。

行ったところ、
「久しぶり」
と言われました。
覚えてもらっていたようです(笑)

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久しぶりに行きましたが、、変わらずです。

外れた銀歯を渡すと。
「まだ問題なく使える」
と言われました。

それでこの銀歯を再度を付けてもらって、接着してもらいました。
なんか赤外線を充てると固まる接着剤を使ってつけれもらいました。

。。。簡単でした。。すぐでした。・。。
言語の壁で何言ってるかわかんない時はちょくちょくありますが、、
やっぱりインドの歯医者も、全然使えます。


ではでは!!!



塩の街。ブージ。カッチ湿原。

こんばんわ

どんどん涼しくなっています。

ディワリ中、グジャラート州に行ってました。

アーメダバードからさらに東にあるブージと言う街に行きました。
そこにカッチ湿原という有名な湿原があります。

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ブージはアーメダバードから西にあります。

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カッチ湿原はウージから北東。ドーボドという所にあります。


ここはインド版のウユニ塩湖です。
(といっても、自分はオリジナルがどんなものか知らないですが、、)
この塩湖を見に行ってきました。


アーメダバードまでは飛行機。
アーメダバードからブージまでは車で約6-8時間の移動

そして、ブージからドボードという所に向かいます。

このドボード周辺は管理区域らしく、登録が必要です。
パキスタン国境周辺であるので、入る人達の数とか厳しくチェックしてるようです。
事務所みたいなところで、パスポート、ビザのコピーを提出しました。

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管理区域。ここ書類提出です。

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ドルド。そして、白い砂漠へ向かいます。



そして、ドーボドの宿泊地に到着。
むちゃくちゃ良い感じの所でした。

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入口で大道芸人、音楽部隊が歓迎です。

 

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良い部屋でした。




この宿泊地から車で10分の所に、カッチ湿原。

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ラクダもいます。




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すごかったです。

まず、周辺一面360度、砂漠。地平線が広がってます。
これで十分すごい。

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地平線が広がります。

以前がタンザニアでサファリ行った時も360度の地平線をみましたが、
あの時は緑の平原。
今回は砂漠(砂)です。これもすごい。




そこから進むと塩の平原に着きます。白が一面に広がります。
雪景色?みたいな感じ
これも不思議な景色です。すごいです。
そこで夕日をみました。

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次の日の朝は、朝日とともに、水のある部分も見ました。
ここも素晴らしい。
キレイに反射していて水面が鏡みたいです。

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正直、盛沢山でした。こんな良いとは思ってなかった。。。
むちゃくちゃ良かったです。
写真だとあまり伝わらないのが残念です。
アクセスは悪いですが、、行く価値ありです。


あとアーメダバードからブージ向かう途中でも塩が取れる所が広がってました。
塩を発掘?してました。ここの風景も良かったです。

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インド版ウユニ塩湖。
やっぱり行く価値ありです。

ではでは!


緑の街。インパール3。インパール作戦

こんにちは。

インパールその3です。

インパールは日本にとっては縁のある街。です。
"インパール作戦"を行った場所です。


ja.wikipedia.org

 

www.nhk.or.jp

 

www.nhk.or.jp



第2次世界大戦時、日本がインパールへ侵攻し、戦闘が起きました。

この作戦が有名なのは、
補給もなく、無茶な作戦が行なわれ、
多くの戦死者と、多くの病死、餓死者を出したためです。

●餓死者
●栄養不足⇒抵抗力down⇒病気感染による病死者
●仲間が襲われ死亡(食料を取られたそうです)
●ワニ、ハゲタカ、タイガーに襲われ死亡。

と衝撃の死亡をした方々がたくさんいます。

日本人9万人近く動員された中で、
3万人が戦死、3万人が病死、餓死と言われてます。
行方不明も多く。まだ1万人以上の方の遺体が見つかってません。

このインパール作戦ゆえに日本人にとって縁のある街となってます。
慰霊のため、日本人も多く訪れてるそうです。

今回はこの作戦関連地を周りました。
この関連地を見るため、ガイドをお願いしました。


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今回ガイドしてくれた人


このアラマバムさん、
インパール作戦の遺品や遺骨等を探してます。
発掘作業をし、様々な作戦の関連品を保存してます。
とってもインパール作戦にくわしく、色々話がきけました。

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いろいろとインパール作戦に関わること活動されてます。



インパール作戦では多くの戦闘地や白骨街道など、亡くなった方の縁の地があります。
とても全部は見切れないません。
なので、今回はその中で

 

-Shangshak

-Red hill

-インパール平和資料館

の三つを回りました。


●Shangshak
大きな戦闘があった地の1つです。
多くの方が亡くなった場所で、慰霊碑が立っていました。

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ここで亡くなったインド人、イギリス、日本人のために建てられました。

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さらに、日本人の名前を入れた慰霊碑も建っていました。
これは日本人とともに戦闘が参加した現地の人が立てたそうです。

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この方、ご存命。御年90歳!!長生き!!

この方が実際に戦闘に関わった方。まだご存命。90才だそうです。

この方、日本軍の軍刀も大切に保管してます。


●Red hill

ここも多くの方が亡くなった場所です。
1970年頃、戦闘に参加された方がこの地を訪れて、
ここで亡くなった戦友の骨を発掘して、日本へ持ち帰ったそうです。
(何処に埋めたかなど、ちゃんと覚えていたそうです)
すごい記憶力、、と思いました。

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●平和資料館
ここは、、時間がなくて、じっくり見る時間なく、駆け足で見て回っただけですが、
インパールの作戦の記録とインパールの地の人々の生活のことが展示されてます。

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www.nippon-foundation.or.ji


ガイドをお願いしたこのアバラムさんはホント色々なことを知っており、
たくさん話が聞けて良かったです。

正直、このインパールに行くこと決めるまで、
全くこの作戦のことは知らなかったです。
でも日本から遠いこのインドの地で、
日本が非常に深く関わった出来事あったなんて驚きでした。
しれて良かったです。

ではでは。